自分の利き目がどちらか把握しているだろうか。
だいたい無意識にファインダーを覗いている方が利き目だと思う。その方が圧倒的に見やすいに違いないから。
ぼくの場合は利き目は左で、右目は大抵は閉じて撮影している。
スポーツ写真を撮っているとファインダーを覗いていない方の目で周囲を確認できると状況を把握しやすい。なので、時には右目を開けてシャッターチャンスを待つ事もある。
たとえば、野球のバッターを撮りたい場合に一塁側から撮影する場合は、右目でピッチャーを見ながら左目でファインダー越しにバッターを狙う。ところが三塁側から撮る場合にはこれが逆になる。利き目の逆の右目でファインダーを覗き、左目で周辺を見ることになる。これがかなり難しい。
右目(利き目の逆)でファインダーを覗くだけでもかなりの違和感がある。さらに左目も開けると、それぞれの目で見ている映像が重なり、頭痛がしてきそうだ。
それでも、右目でファインダーを覗くことを練習してみようかと思い始めた。これが出来れば撮影しやすくなる場面も少なくないだろうから。
利き手の逆で箸を持ったり字を書くことも練習次第で出来るようになるのだから、ファインダーを覗くことも練習で克服できるのではないかと思う。