昨日、今日と、平日にもかかわらず遊んでしまった。
遊んでしまった、なんて不可抗力のように言ってるが、何かのせいにしてはいけない。遊んだのは自分の意志だ。
この、何やら言い訳してしまう感じって何だろう?
大型連休で遊んでもこうはならない。休日出勤した代休でも、シフト勤務の平日休みの日でも、決して感じることのない後ろめたさ。
みんな頑張っているのに、オマエは一人ふらふらしていて、それでいいのか。いいわけないだろ。という声なき声が聞こえてくる。
日本人は勤勉なのだそうだ。そう言われて育ってきた人も多いだろう。子供の頃はそう信じていた。ある時、江戸時代は決してそうでもなく、割と遊び人で溢れていたらしい、という話を聞いて驚いた。
どちらが本当なのか、どちらもウソなのか。それはともかく、日本人は勤勉なんだとココロのどこかで思い込んでいる自分がいて、さらには「勤勉であるべき」と思い込んでいる。
これが声なき声の正体に違いない。
遊んでしまった後ろめたさは、「勤勉であるべき」という(ちょっと大げさだが)強迫観念からくる罪悪感だ。
この際、日本人が勤勉かどうかはどうでもいい。
我慢せずにやりたい事をやろうと思うと、この罪悪感が邪魔になる。 やるべきことはやって、誰にも迷惑をかけていないなら、後ろめたさを感じる必要はない。
疲れ果てて倒れるように寝るまで遊びたい。子供の頃のように。