男は敷居を跨ぐと七人の敵あり
男は外に出ると七人の敵がいるらしい。7って具体的に何かなと思ったが、どうも「たくさん」のという意味らしい。
このご時世、男に限った話じゃない。老いも若きも男も女も、誰の前にもたくさんの壁が立ちはだかっている世の中だ。
在宅ワークの敵
別に外に出なくても、敵はたくさんいる。
自宅で働く時は、集中するために様々な障害を乗り越えねばならない。
仕事場を兼ねる自分の部屋には読みかけの雑誌や漫画がすぐ手の届くところにある。溜まった録画を見るためのリモコンもすぐそこだ。
やっと集中し始めた頃に宅配便や配達人や怪しい営業の男がインターホンを鳴らす。夏休みになれば暇を持て余した子供達がゴロゴロしていて、用もないのに仕事部屋に遊びに来る。
考え始めると次から次へと思い浮かび、7つどころじゃない。
たまには外で仕事してみる
集中できない時は、図書館やカフェで仕事するのも良い。出かけるま少し腰が重いが、行ってしまえば集中して仕事をこなすことが出来る。ただ、居座っている感じが拭えないというか、うまく説明できないのだが、どことなく居心地の悪さがある。毎日通ったり丸一日仕事する場所ではない。少なくとも僕にとっては。
シェアオフィス
コワーキングスペースとかシェアオフィスを検討したこともあった。知人のシェアオフィスを間借りしたこともあったが、一人当たりのスペースがやはり狭い。評判の良さそうなコワーキングスペースも行ってみたが、通うには少し遠いのと、そこも狭いせいか落ち着かなかった。
そんなこともあり、ここ数年はシェアオフィスなどはあまり考えていなかった。
ところが、である。
今日、近くのコワーキングスペースを1日利用してみたら、これがなかなか良かった。
集中できる環境
スペースが広く他者とは適度な距離感があり、人も多すぎず少なすぎない。ちょっとした文具やウォーターサーバーなど、必要なものはたいてい揃っている。仕事の妨げになる本やテレビはもちろん、インターホンや家族の割り込みもない。あるのは持ち込んだ仕事道具だけ。
働く環境とはこうあるべきだな。(当たり前だけどね)