目標のたてすぎ
年が明けて、今年の目標などを立ててる方も多いのではないだろうか。
かくいうボクもこの数年、いや、この十数年、毎年目標を立てている。しっかりと、じっくりと目標を立てる年もあれば、何となくぼんやり立てる程度の年も。ライフハックなんて言葉が流行りだしてからは、一生懸命考えて、考え抜いた目標を手帳にキレイに書き出したりもしてみた。
ただね。振り返ってみると同じような目標を何年も書いている。それに気付いてしまったんですよねぇ、1年前に。いや、もっと前から心の奥底で気付いていたのかもしれない。
ただ、書くだけになってるな。って。
やり方を変えてみた
そんなわけで昨年は、目標はキレイに書いたりせず、雑に書き出すに留めた。そして、その中で大事な目標を2つ決めた。写真とブログだ。そして、仕事や家庭を(少しくらいなら)犠牲にしても、その2つは断固実行していくことにした。
結果的にはそれが良かった。
写真はここ数年、目標として掲げていた。しかし、なんとなく写真を撮ったり、気がつくとしばらく写真を撮っていなかったり。心の片隅には写真が上手くなりたい気持ちがありながら、他のことに流されて日々を過ごしていた。
思うような写真が撮れるようになったかは置いておくが、昨年は例年以上に写真に取り組んだ一年となった。具体的には、イチから勉強しなおそうと教室に通うことにした。そして、撮影時にはある程度テーマを設けるようにし、教室以外にも撮影に出かけるようにした。
ブログも同じだ。今まではブログを立ち上げて少し記事を書くものの、数記事で更新しなくなってしまっていた。今年は、まずは毎日書いて100記事を目標にした。記事の質やPVはともかく、なんでもいいから書くことにして、200記事くらいは書くことが出来た。
大事な目標に絞り、行動に移す
料理ができるようになりたいとか、家族旅行も2回くらい行きたいとか、こういう仕事がしたいとか、やりたい事はたくさんある。こうなれたらいいなぁという理想もある。そんなこんなを詰め込んだ目標をたてても、行動を起こさなければ何も変わりはしない。今までのボクの目標は、目標ではなく願望だったのだ。まさに絵に描いた餅。
目標を実現するために、具体的な数値目標に落としこみ、タスクに分解してスケジューリングする。そして実行してPDCAをまわす。そうやって少しずつ目標達成に近づくのだが、なかなかそこまで出来ないヒトもいる。自分もその一人だ。それが仕事上のプロジェクトならあまり苦にもならないのだが、自分のこととなるとね。。誰に迷惑がかかるわけでもないし、時間も手間暇もかかるしね。目標がいくつもあったら尚更だ。
1年なんて長いようであっという間だ。仕事もあれば家庭もある。そんな中でできる事は限られている。あれもこれも出来るわけはない。だから、いくつもある目標(願望)の中から、どーしてもやりたいものはどれか、自分の心に問いかける。楽しくてしょうがない事、ちょっとくらい大変でもやりたい事、何がなんでもやらざるを得ない事、そういうもの1つ2つくらいに絞る。
1つ2つに絞ったら、細かな計画やスケジュールなどいらない。とにかく実行に移す。できれば実行せざるを得ない環境をつくるといいと思う。そういう意味で写真教室に通うことにしたのは大正解だった。
そして、毎日その目標について思いを馳せる。ちょっとの時間でいいから。
昨年はこのやり方で、今までの何倍も目標に取り組むことが出来た。新年に目標をたてただけで終わってしまうヒトにおすすめデス。
- 目標は、心の底から達成したいもの1つか2つに絞る
- 兎にも角にも「実行」する。
- 実行しやすい・実行せざるを得ない、環境を整える。
- 日々、目標について考える時間を持つ。
まとめると、こんな感じです。